市場三郎さんにようやく会えた話

昨日11月11日、東京グローブ座にて、濵田崇裕くん扮する市場三郎さんの旅を覗かせてもらいました。個人的に節目、なので自分語りします。舞台の感想はちょっぴりです。ネタバレは極力しないようにします。

 

前作、〜温泉宿の恋〜が発表されたのは、2016年1月6日。私が初めてうえすとのライブに足を運ぶ前日のことでした。「はまちゃんが初座長をする」話は、「WEST担ではないけれど、神山くんがお気に入りで、中間くんに落ちないように気をつけないといけないと思っていた」私の耳にも入ってきました。
売れに売れまくった嵐さん一本だった私にとって、「ジャニーズの舞台」は全く縁がないコンテンツで*1、舞台とは?主演のこと座長と言うのか?とかそういうレベルにしか感じられなかったんですね。それがどれだけ大変なこととか、認められてることだとか、分かっていなくて。「ワーすごいなー、はまちゃんー」って超超ライトな感覚だったことを覚えています。(土下座)


翌、1月7日3部。
待ちに待ったWESTのライブ。近くのお姉さんが、はまちゃん初座長おめでとう的なうちわを持っていました。昨夜発表になったばかりなのに???!他に持ちたいうちわ作ってあっただろうに、急遽ちゃんとしたうちわを作ってもらえる濵ちゃん、めっちゃ愛されてるなあ、とびっくり、感心。開演前にそんなことを思いました。


目の前に神ちゃんが来て、気持ちが昇華しきり、淳太くんがめきゅった記憶は吹っ飛ばしてなどして辿り着いたMC。
笑うと無くなる目を更に細くさせながらニコニコした濵ちゃんが、初座長やらせてもらいますみんな観に来てね!って告知をしてくれました。嵐では「この番組出るから観てね」はよくあったけど、「(個人仕事に)足を運んでね」なんて言われる機会なんて無くて、"直接見られるイベント(舞台)に良かったら来てね!"なんて言われること自体が驚きでした。本人そこにいるんだから呼ばなくてもお願いしなくても、キャパ埋まっちゃうでしょ?!っていう感覚。そんな私をよそに、本人もメンバーもファンもみんなみんなほんわかした空気で、そっかそれだけおめでたいことなんだと無知な私は気付かされました。そして、「呼ばないと埋まらないかもしれない可能性があるんだ」と変な勘違いもしました。


公演終盤のアンコール。全く気になっていなかった桐山くんから目を離せなくなった私が唯一、彼から目を離した場面がありました。
濵ちゃんがセンター席に降りて、イヤモニ外して小さい男の子の話を聞いてあげて、頭ポンポンってしてたんです。何度も言うけど、嵐しか知らなかったから、いわゆるアリーナ席に降り立つとか、何より話を聞いてあげてみたいな行為自体に心臓が飛び出すかと思ったんです。それだけでもビックリなのに、優し〜〜〜笑顔でポンポンって、もうね、人柄〜〜〜〜!!!!!!濵ちゃん好き〜〜〜〜〜!!!!ってなったわけです。なぜ濵田担にならなかったのか、今考えても謎なくらい。

 


公演終了後 無事(?)桐山担になった私でしたが、「WESTの公演で初めて聞いた告知だったし、おめでたいし記念だし!濵ちゃんの歌好きだし、歌喜劇っていうくらいだし、舞台行ってみたい!」と、舞台の申込をしました。あの頃はWESTのFCはおろか、Jr.情報局も「(仮)」の時代。 「 先 振 り と は ? 」 と初めてのことに四苦八苦しながら申込。そして落選。先行抽選やら一般やらなんか3回くらい応募した気がする。全部落選。
あのライブで「みんな当たるから呼んでくれるんだ」と盛大に勘違いをしていた私、現実を知って凹みに凹む。*2


本当に面白い、ホットパンツの歌が頭から離れない、濵ちゃんしかできないような舞台、濵ちゃんが三郎で三郎が濵ちゃん、などなどみなさんの感想を目にする度、当日券チャレンジしようかなとかも思ったけれど、勇気も出ないし それこそ濵田担の方に行っていただいたほうがと諦めて、前作の公演期間は終了しました。

 

あーー
行きたかったー
当日券チャレンジすれば良かったー
もう少し申込口数増やせば良かったー

 

と、主に新大久保駅を通過する度に後悔する日々を2年間経て、再演(続編)が決定のお知らせを受けました。
あきとくんの連続舞台出演により疲弊しきっている財布だったけど、申込することに迷い無し。濵田担にも行ってほしい気持ちは山々やけど!大和田美帆さんも出るなら!余計に!ウチも入りたい!んじゃ!←
結果的に自分では取れなくて、お友達に助けてもらい、無事お邪魔できることになりました。ありがとうございますの極み…

 


そして待ちに待った昨日。
前回もついったで見たような、たくさんの幟が会場前を彩っていて。劇場内に入ったら、これまで私が入った劇場・作品*3とは一線を画して『思いっきり楽しんでってくださいね!』感が凄くて。良い意味で常識破り。
ナンジャコリャー!
って叫びたくなりました。叫ばなかったけど。


作品が始まってからも、ずーーーっと常識破りが続いて。こっちは笑いっぱなしで腹筋つりそうだし。笑い泣き止まらず。2時間ノンストップで、小ネタが炸裂し続けてるの、WEST担があれ嫌いなわけない。爆

 


舞台上のさぶちゃんは、あのライブのときのように短髪で、あのライブのときのように笑顔が最高に柔らかくて、愛すべきアホで、とっても優しくて、自分の気持ちに真っ直ぐで。濵田崇裕そのものが滲み出ていて、誰にも取って変われない役ってこういうことだなっていう、そんなさぶちゃん。


約2年10ヶ月、1040日。あのライブから、経った日数。
この間、FCができたり、釣りにドハマりしたり、破門の公開があったり、のんちゃんにギターの指導したり、24コンで「鼻の下が伸びてたら叱ってやってください」なんて言葉を残したり、生演奏本番では望のこと弟のように見守っていたり、鋼のような学生役をやったり、女装してみんなからオチ扱いされたり…色々あったと思うんです。色々あったけど、その中で「濵田崇裕」って人自身が、(もちろん良い意味で)何も変わっていなかったことが嬉しい…って言ったら語弊があるかもしれないけど、安心して。


そんな感じで この人好きだわ〜って思ってたの最高潮あたりに、「ホー◯◯◯ー◯ー◯◯」をガチで◯◯◯◯になって歌ってくれてしまうものだから、拗らせの拗らせの拗らせって感じで。
照史くんに歌ってほしい曲No.1が「ホー◯◯◯ー◯ー◯◯」で、これ聴くまでは死ねないって思ってるんだけど 笑 はまちゃんがこれ歌ってる時に、あー 私のこの願いは一生叶わないかもなーなんて思ったりもしたけど、不思議と悔しさとか羨ましさとか感じなくて。そりゃ聴きたいけどね???でもとにかく、はまちゃんのそれが素敵すぎて。途中から後ろで起きてることが面白すぎて爆笑してしまうんだけど、あの爆笑の渦の中のホー◯◯〜〜をやりきってしまえるのは濵田さんだからこそだと思うんですよね。


某所で、その曲を演じてるのを直近で観たばかりだったので、その残像も若干重ねてしまって。そちらの方面にかけては超絶プロ集団のそれだったはずなんだけど、はまちゃんのそれも負けず劣らずで。身体能力含め、はまちゃんがジャニーズやってくれてることに感謝しました。


公演後、サプライズで出演者の高木稟さんのお誕生日祝いがありました。火曜日が誕生日なんだけど休演日なので、前々日祝いということで!とのこと。まーあー、そのときの表情もね、とっても素敵でね。カンパニーの皆さんがキュッと集まってハッピーバースデーを歌ったんだけど、アカペラの音合わせを濵田座長が自然としていて、軽率にとぅんくしました。これ以上タカヒロ摂取したら、訳なく惚れちまうさ っていうレベル。そのサプライズもはまちゃん発案だったみたいです。

ハッピーバースデー歌った後。「じゃ!ケーキ食べてくるんで!」と舞台から皆さんが上手に捌けていく中、はまちゃんもその流れに乗ってたんだけど、途中でアッ!!と(恐らく下手に捌けるのが正解)走って下手に移動。そして90度以上かな?ってくらい深い深いお辞儀を長めにして、ニコっとして舞台袖に帰って行かれました。

 

振り返ってみると、私がWESTにハマったのって、あの日、目の前ではまちゃんが子どもに優しくしてたのを見たからっていうのも一因だったと思うんです。ハマダだけに(やめなさい)
2年10ヶ月もかかってしまったけれど、
そんな素敵な人柄の濵田崇裕くんが、はまちゃんのほぼ生き写しとして舞台上に存在している「市場三郎」を観劇できたこと、あのときのはまちゃんがはまちゃんとして存在してくれてることを感じられたこと、本当に幸せでした。
これからもずっと、はまちゃんは はまちゃん でいてくれたらいいななんて勝手に願ってしまいます。

 

はまちゃん、大好きだよ!

 

*1:少なくとも嵐FC入会した後に、あの方たちが舞台をやったことはない

*2:その経験があるから、一般でバカスカ取れたアマデウスとかマリウスとか信じられねって感じなんですけどね、担当があれだからとか言わないでね←

*3:Vamp Bamboo Burn、アマデウス、マリウス、オセロー、ライオンのあとで…温泉宿のさぶちゃん以外は行けたんだな(ぐすん)