月詠人

別記事書いてるのですが、あまりにも長くなったので月詠人だけ別に。

 

桐山照史×和装=史上最強の物語 です ※あきと追っかけの目線でお送りします


“舞台を楽しむように見ていただけたら…”っていう事前お達しの通りのユニット曲。最初から最後までただただ舞台。あきとくんは黒、のんちゃんは赤基調のお衣装。下手のテレビ上にある襖が引かれて登場してくるあきとくん。まず襖引かれる前に、シルエットで踊ってる姿見せられるんだけど、それだけで☆悩殺☆ さっきまでわけわからん女装(ひどい)を見せられてたからそのギャップよ、GAP とにかく今回のライブはGAP!高低差!

 

「♪めーぐるめーぐるきーせつ なーぜになーぜにぼーくら まるでぇえ導かれるよに」目線が下→少し上、って移っていく。その目線だけで“誰か”を想っているのが伝わるあたりが照史くんの真骨頂なんだよぉ…そもそも襖引かれる前のシルエットシーンで、もがき苦しんでるのが見てとれるの。振付師さんどなたですか謝礼を送らせてry

「♪あーの日あーの日出―逢い 揺―れる揺―れるこーころ 貴女~へ恋に落ちたよ」小瀧くんのパート中、暗闇の中でダンス。言葉に表せない~~かっこいいの~~~~かっこよかったの~~(偏差値5)映像化されないのかな、お願いしますJEさんマルチアングル付けて…

「♪身のた~けの ちーがう おーもーい告げられないままー」両腕を片方ずつあげて、体の前に抱えて(自分の想いを受け止める感じ)→告げられないまま、で右左って手を動かして想いを転がすような仕草、からの、手を完全に下ろす。あぁぁああああ切ないよ~~身の丈違ってもその想い~~好きな想い告げさせてあげたい~~~諦めないでぇぇぇぇぇえ(Cv.真矢みきさん)って思わされる。応援しちゃう。身分違いの恋が罰せられる時代であろうとも;;あきとの恋路は邪魔させない(;_:)

「音もーなく~む~ねでーー 燃゛―えーたぎる静~~かにぃ゛~~~~」のんちゃんの「も゛えたぎる」の「も゛」の強さが好きなここのフレーズ。あきとくんは上半身を腕無しのバタフライ(水泳)みたいに弓なりにする。左向き右向き。腕はなんかくるくる回してたかな。「しずーかにー」で両手をグーサインの形にして親指同士を上下に合わせて→離して腕ごとぐるっと回すのだけど(伝わってほしい)(誰か絵を描いてください)。身分違いの恋だから、相手に想いを告げることはできないという“契り”を“破る”動作に見える。

契りを破って、「♪まるで つーくとみびとのごとく ひとりーそーらーをー見上ーげる~」TVから繋がっていた階段を下りていく。戦場(メインステージ)に向かって行くわけです。戦場へ向かう直前、自分がさっきまで踊っていた場所から少し離れて、下手のほうを改めてスッと見つめる瞬間があるのだけど、あれは「行くぞ」っていう覚悟のシーンだと思ってる*1

「♪想い届くわけーでぇはっ なーいーのーにーまーたぁ~」一瞬立ち止まって、ないのにまた、で上を見上げる。月を見て、想いを馳せてるんでしょうか。素敵すぎる。

「♪今宵 あーなたも碧い月を どこかーでー見―ているーならぁ~叶わなくともせっめぇて」戦場(メインステージ上段)に降り立つ2人。「そーのーえーがーおーを~~守りたいぃっ」で右腕を突き上げる。


そのまま間奏に入る。間奏はCD収録のものより長めです。
1回目のドッドッ シッシッ シ♭ッシ♭ッ シッシッ で望があきとくんのほうを向いてダンス=挑発。2回目のドッドッ シッシッ シ♭ッシ♭ッ シッ であきとくんも望のほうを向いてダンス。最後にあからさまに“かかってこいよ”とばかりに手でクイクイっと望にジェスチャー。それキレさせるやつだよ~~あきとくんダメそんなことしちゃ~~~わ~どうなっちゃうの~っていいところで
幕がダーーーーンと上から降りてくるんですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!

視界いっぱいに広がる白幕に、赤い光と共に映し出される2人の戦闘シルエット。戦闘といっても刀振り回すタイプのやつです。カンカンカンって3回刀がぶつかったかと思うと、刀を押し付けあったままぐるぐる回って、再度カンカンって剣を当て合う。好きな女渡さねーぞな戦い。。戦国…いや平安時代かな、、それはさておき、決着がつかないまま、2人が幕を破りにくる(幕裏のネタバレしてしまうと、メインステージのモニター方向(光源)に向かって刀を振りおろして臨場感出してるんですけども)。

 

「♪生―きーてーたーだーろー」上手あきと。刀の背(剣先は上手のほう)を大事そうになぞる。「♪えいえんん~にぃ~」望のほうに睨みをきかせる。睨みというより、最後の戦にいくぞみたいな、絶対勝ってやるから、みたいな。

 

大サビ。「♪まるで つーくよみびとの如く ひとりーそーらーをー見上ーげる~」2人が顔の近くで刀を当てたまま静止。ここのあきとくん、体が斜めになっていて、(右脚に重心がかかっていたと思うのだけど)はちゃめちゃにかっこよすぎて、ひと思いにそのまま刀振りおろして殺してくださいって毎回願ってしまうくらいあの姿かっこいい(重い)

 

あとね、これ声を大にして言いたいんだけどね、「生きてただろう永遠に」直前まで、目がわりと「スンっ」って気持ちが据わってる様子なんだけど、「永遠に」から目つきが完全に殺る人のそれに変わるの!!!!!(贔屓目上等) その差、表現、歌のはずなのに完全に舞台演じてるのが堪らなく好きッッッッッッッ

「♪想い届くわけーでぇはっ なーいーのーにーまーたぁ」刀静止状態から一転、あきとくんがくるっと回ってしゃがむ構図。

「♪今宵、あーなたも」~「守りたい」、刀を大きく振ったりくるくる手首を回したりしながら、2人がシンメトリー状態で踊る。その様子がとても綺麗すぎて、モニターに映ってるの桜が舞い散る様子と相まって、命の限り踊って(戦って)いる状態を彷彿させる。(レポで知ったのだけど望はこのとき刀左手で持ってるって…すご…) 

「♪その笑顔を」でも一回刀をなぞるんだけど、そのときの剣先は客席を向いていて、自分が想われていた錯覚に陥ります(黙)。っていうのは思い込みだけど、そのときのお目目があまりにもまっすぐで綺麗で、胸がきゅぅってなってた。

 

アウトロ。刀バンバンして、あきとくんの刀が望の刀によって弾き飛ばされます。素手になってしまったあきとくん。負けちゃう;;って思うけど、彼強くて、素手であろうと望の刀の柄の部分を確実に狙って、望に刀を手放させちゃいます。つよ。
その後2人とも上着を脱いで、上段から下に向かって台宙!!!!!!曲終わりの誇らしそうな表情、素敵だったなぁ…“絶対大丈夫”って後ろ振り返ることもなかったもん。かっこよき~~~~すき~~~

ここの解釈どうするかは各々に任されてると思うのだけど(そもそも解釈してくれなんて頼まれてないぞ)刀振り回したあとに2人とも偉いひとに捕まってしまって、崖から落下の刑のようなものに処されてしまったのかなと。最後の誇らしそうな様子は、きっと最後まで自分の想いを貫き通した誇りかなぁなんて…死してもなお生き続ける信念。

 

少なくとも、悲恋の物語が描かれていたな、と思う1曲なのでした。

*1:ただただファンサの意味で見てるんだとしたらこの解釈超恥ずかしい