なんやかんやどっちが好きなの?………

私事ですが

過ぎ去りし7月18日、
嵐からジャニーズWESTへ担降りしました。
 
 
Twitterをご存知の方は、薄々感じ取っていた方も多いかと思います。こんな形になって、嵐繋がりで仲良くしてもらっていた方には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 
 
今まで、
嵐が大好きだったことに嘘偽りはありません。
 
降りると言っても、嵐さんのことは好きです。というか、好きでいたいんです。
翔くんのことは(今までの8割くらいの熱量かもしれないけど)、好きなことに変わりはありません。ただ「嵐5人が好き」よりも「しょさんと櫻葉が好き」になってしまったというのが本音です。
 
そのせいなのか、嵐を見ても、出てくる感想がマイナスのことばかりになってしまっていました。これじゃアンチと変わらないし、お荷物だし、 お友達のみんなも嫌だよな、ってどんどんどんどん、勝手にしんどさが増していて。
 
そんなことが積み重なり、このまま行くと翔さんのことまで嫌いになりそうでした。好きだったはずのもの(嵐)をこれ以上嫌いになりたくない、その一心で離れることを決意して今に至ります。
 
 
思い返せば、WEST云々以前、じゃぽ参戦前から「嵐落ち着くかも」「ジャニオタやめられるかも*1」って、何となく予感はありました。半年以上かけて(予想外のところに落ち着くことになったけれど)、無意識のうちに、嵐さんから離れる準備をしていた気がします。
 
 
しょさんとの出会い〜葛藤〜WESTとの馴れ初め 
という流れで書いていきます。
 
 
翔くんが気になったきっかけは、山田太郎物語での御村くんでした。言葉にできないほどカッコよくて、本当に白馬の王子様だと思ってました。
母が「翔くん出てるよ」って見せてくれたクイズショウ。キチってる役だったけど、翔くんのことが見られるだけで幸せでした。
 
その後、翔くんのことを本当に好きだと思ったのは、紅白初登場となった2009年末。今でも忘れられないあの瞬間。
早着替え後、真っ白な衣装を纏って、凛とステージ上に立つ彼に、画面越しに打ち抜かれ、リアルに倒れました。
 
「翔くんが好き!」を公言し、翌年は受験生だったけど、センター前でも毎週リアタイしたしやがれ。いつだって笑いをくれたマネキン5。
大っ嫌いな数学の勉強は、懇願して借りられた*2ベストアルバムを片手に乗り切りました。気付いたら5人と、5人が歌う曲が好きでした。
 
無事大学生になり、やっと始められたアルバイト・初めて稼いだお金でFCに入会。
「テレビの世界の人には会えない」が当然の世界だったから、チケット当たらなくても「そうだよね、仕方ない」と諦め。
 
我慢して我慢して、初めて嵐さんを見たのは、某年の新年VS番協。本当に近くて、本当にすぐそこに大好きな翔くんがいて、ニヤけっぷりがテレビに映ってしまって恥ずかしかったけど、本当に良い思い出。あの回のディスクと番協レポ雑誌は一生の宝物です。
 
国立は1度も当たらず終わり、人生初めてのライブは札幌ドームのLOVE。見切れだったけどスタンド1列目で、翔くんに微笑んでもらったなぁ。不器用だけど、見切れにも天井にも気を配ってくれる翔くんを間近で感じました。
 
そしてハワイへ飛んだ嵐、ありがたいことにライブビューイングに参加できて、それを題材に卒論も書きました。
 
でもその頃から、何となく感じていた違和感が、むくむくと私の中で大きくなってしまいました。この頃はKAT-TUNもJUMPもNEWSもJr.も(そのあとにWESTも)かじっていたので、私が求めているものが明確になってしまった感じもあります。(具体的な理由は、別記事にします。毒気が強すぎるので。嵐さんに対するマイナスな意見を見たくない方(特に直近で幸せを貰った方・貰いに行く予定の方)は、その記事を読まないことを強くお勧めします。ご注意を。)
 
 
 
そして先日のFNS歌謡祭で、とうとう積もり積もったモヤモヤに耐え切れない気持ちでいっぱいになってしまいました。ジャニーズの姿も声も一切感じたくない所まで、精神的に参っちゃったんです。
 
 
心から楽しそうに歌って踊ってアイドルしてるWESTが、1番好きだって自覚してしまったから。生放送だった嵐よりも、収録のWESTに魅力を感じてしまったから。嵐から身を引くことで、「櫻井担」ではなくなる自分が想像できなかったから。
 
WEST担と翔担を両立させられる器用さを持ち合わせたいってずっと思っていました。でも、できませんでした。
 
 
翔くんは、どこか残念なところがあって、反骨精神がまだまだ残ってるけどそれは表に出さなくて、お仕事に対するスタンスはこれでもかって程 完璧に突き詰める努力家です。加えて頭も良くて、かっこよくて。これ以上最高の男性はいないと思って生きてきました。
どこか私の考えに似てるとも思って、翔くんを道標にして生きてきました。
 
 
そんな私が、紆余曲折あって堕ちてしまった相手が、桐山照史くん
 
語弊があるかもしれないけど、完璧主義者の翔くんを見てきた私が、降りて大丈夫なのか。一時の気の迷いじゃないのか、続けられるのか、見極めようとしてきました*3
 
 
でも、見極めきる前にハッキリしてしまった自分の気持ち。逃げる訳にも行かないと奮い立ち、真っ先に7人のMyojo1万字を読み返しました。「これを読んで、納得がいったら、素直に降りよう」と決めて。
…もうこの時点で答えは見えてますよね、離れる決定的なモノを見つけたかっただけ。
 
結論としては、7人を読むまでもありませんでした。連載順通り、1人目の照史くんの記事を読んでる途中で心が決まりました。

(ダンスを習い始めて、休んだことはない。)今もそうなんですけど、”できひん”って思ったら楽しくなるんですよ。自分ができないことが、意味がわからないっていうか、許せないっていうか

あれ?これって翔くんにも(私にも)通じる根本的なところじゃん。大丈夫だ、私この人のこと応援できる。って。すごく安心して。安心したら泣けて仕方なくて。
 
照史くんだけ好きって形にはなりたくないから、残りの6人分も頬を濡らしながら(笑)読みました。4→7の成り立ちは何度読んでも辛いけど、「『自分たちで』7人でデビューしたい」って言えた強さが、絆が、意欲が、好きで。根底にそれがあるWESTを応援したいと思いました。
 
 
この結論に至るまで、かなりしんどい思いでいましたが、決まったことでビックリするくらいスッと心が軽くなりました。
 
そしてFC設立が決まった日、開いてる郵便局まで電車で往復2時間半かけて振込してきました*4
 
これからのWESTの活躍を追って行けるのが、心の底から楽しみです。
 
 
嵐を離れることになってしまったわけですが、
実際、気持ちが離れて、義務感で番組を見ていたときには感じられなかった感覚…嵐を純粋に好きだったころの気持ちに戻りつつあります。
昔のライブ映像見たら、普通にかっこいい好きって思える状態で離れられたこと。それだけでも、これで良かったと思っています。
 
 
このホシの上に生まれてきたことを後悔しないように、勇気をくれたのは嵐さん、間違いなく貴方方です。
キツすぎた大学受験期・その後本当に辛かったとき、支えてくれたのも這い上がれたのも。素敵なお友達に何人も出会えたのも。楽しすぎる思い出もたくさんたくさん作れたのも。
 
だから、感謝しきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう。
 
 
これからは少し離れたところから、
しょさんを、5人を見守らせてください。
 
今まで通り、録画もすれば歌番も見るし、ライブ円盤も手にする自分が見えます。
わがままだけど、しょさんに大腕を振って見送られる存在には、まだなりたくありません。一般の人よりは絶対にファンだもん。わがまま言ってもいいよね?
 
 
そして。ジャニーズWESTのみんなへ。
あんなに大好きだった嵐から離れて、7人の世界に飛び込むことにしました。
きっと、5人と見てた世界と同じ景色を、うえすととも見られるって信じてます。貴方達は強い。
正直、あそこまでいかなくていいよって思うけど、それを望むなら見届けていきたいので、これからよろしくお願いしますね!笑
便宜上の担当は桐山照史くんですが、どこかに転がっちゃいそうな気がしないもないくらい、全員が好きです。全員好きって言えるのが、本当に幸せです。
 
 
照史くんへ。
翔さんから来た人ってそんなにいないと思います。笑 ワクワク会場で2人のうちわを掲げたときの周りの白い目ったらありゃしない状態だったよ?
頭の回転は早いけど、決して言葉の選び方が上手なわけではないから誤解されやすいところも多いけど、照史くんの素直で繊細なところ。好きです。
人一倍、メンバーに対して熱く優しく、でも時には厳しく指導できるところも好きです。
伸びやかな歌声が大好きです。聞いてるだけで胸の奥が鷲掴みにされる感覚になって、涙が出ます。
照史くんのアイドル人生はもう14年も進んでて、これから私が知らない13年半弱を埋めていけるのか不安なところもあるけど、がんばるね。
改めて、これからよろしくお願いします。
 
 
 
以下は、WESTに気持ちが揺らいで行った流れを綴ります。きっと今のタイミングでしか書けないから、あえて超絶細かく書きました。未来の自分向け。何か迷うようなことがあったとき、立ち帰れるように。
 
13-14カウコン
WESTのことを知ったのは、4人デビュー発表のときでした。なんでこの4人?ごくせんの人たちと、関ジュのトップの人と、若いのか老けてるのかよく分からん子。ええじゃないかって何がええんじゃい!って突っ込んだ記憶。ごくせんのワイルドな方*5は怖そうって思ってたから、「あ、あのヤンキーデビューするんだー」って思ってました。
何週間かして、4人が7人デビューになったんだって・ファンがみんな喜んでるって聞いて、よく知らないくせに「すごいなぁよかったねぇ」って思ったのを覚えてます。
 
初Mステ ええじゃないか
嵐と一緒だったからたまたま録画してて、「ご祝儀だー」ってWESTの部分残していました。
騒がしいなー、本当に7人になってるや。ってミスパイロットの子いるじゃん??!何でこの子最初いなかったのか、募る疑問。調べはしませんでした(後悔)。
当時、他目当てで、間違いなく少クラ録画してたのですが、興味がなくて全く見ずに早送りそして消去(ジャニストを暴けとか……後悔)。
 
VS嵐(150219)
次にちゃんと見たのはこの時だったと思います。このときのツイートがひどいのなんの。
・えびさわくんと流星しか分かんない
↑ごくせんヤンキーの認識なかったのか?
・年齢層幅広なのね
・みんなの名前覚えられたらいいな
・うぇすとのなで肩=濵田くん
・うぇすとの最年少=小瀧くん
・4人分かるようになった!
・うぇすとのリーダー?=桐山くん
・最年長のひと=中間くん
・あとひとり→神山くん(?)
この時点で、少しだけ淳太くんが気になってました。あれ?かっこよくない?って。もしこの中ならこの人だなぁ頭良いみたいだし。
 
この放送後、嵐担のお友達がWESTに物凄い勢いで転がっていきました。2週間もかからないくらいで、それまでにリリースされてた円盤全部揃えてたの見て、正直「どこがいいのか分からん」って思ってました*6
 
 
あまりにも、その友人が「良い良い」するから、どんなもんや?って少クラでWESTを見たのが事の始まりでした(前置きが長い)。
 
 
少クラ6月
Can't stop・アカンLOVE。
まず、キャンストのかっこよさにやられました。うるさい関西の子たち、とだけだと思ってたのに、本気でダンスしたらこんなにカッコいいなんて。本当にビックリして。次週も期待してたら(アカンLOVE)トンチキ衣装着てて、でもすごく楽しそうで見てるこっちまでHAPPYな気持ちになったのを覚えてます。それからしばらく、ピラピラ〜って言ってた気がします。
 
テレ東音楽祭・THE MUSIC DAY
騒ぎはしなかったものの録画保存してました。テレ東のほうは大阪城前のええじゃないか→バリハピ披露。バリハピに違和感しか感じなかったなー(いまは大好きです)。
 
MUSIC DAYでは、神ちゃんのカッコかわいさに気付きました。そうそう、VSで気になってた淳太くんですが、「見たら堕ちる・下の名前で呼んでも堕ちる」と自覚があったから「黄色は見ちゃダメ・彼は中間くん」って呪文のように心の中で唱えて予防線張ってました*7
何でカッコいい曲やってくれないん? って思ったけど、「この子たち、どんな曲でも楽しそうなのは変わらないんだな」って再認識。「♫マルになろう〜」ってあんな笑顔のパフォーマンス見たら、苦手になれるわけがありませんでした。
イントロで、神ちゃん・紫の撫で肩くん・オレンジのうるさい人がバク転決めたのには度肝抜かれました。特にオレンジのうるさい人、そんなタイプに見えてなかったから。(ひどい)
 
7月の少クラ
Mambo de west!・PARTY MANIACS
正直、マンボは「またガチャガチャしたやつ(でも本人たち楽しそうやな)」って思って、少クラでWEST見るの辞めようと思ってしまいました。
でも、翌週のパリマニを見たらそんな気持ち吹き飛びました。本当にカッコよすぎた。もっとカッコいいWESTが見たい。HDD上で見すぎて、コレだけリアルにガキガキ画質になってます。
それからというもの、神ちゃんがいいなって完全に推しに入りました。翌月の「日本昔話〜浦島太郎〜」亀役も加速要因。*8
 
in大阪は何故か見ずに消しました。大バカ野郎。
 
9月以降の少クラ
SCARS…かっこいいやーばい ♡
キミコイ…今思えば8割方この辺で離れられなくなってる状態、でした。
キミコイ好きすぎて、これをパリピポってコンサートでやってたんだ?って知ったときの後悔は半端じゃなかったです。
 
その後
 
お友達が誘ってくれたラキセ横アリ
見たことのない世界すぎて、放心状態。
OP挨拶の淳太くんのじゃーすみん♡攻撃に殺られ、
推しだった神ちゃんのうちわ*9を持って行ったら、まさかまさかのリフターで目の前という訳の分からなさに殺られ(拝みに拝んだ結果、神ちゃんに対する気持ちはそのまま昇華されてしまいました(ひどい話))。
 
担当的な意味で、世界がひっくり返ったのはEternal。フェイク直前に、フードを身体を動かした勢いだけで被ってのあの声。人間の闇のようなものを感じて、この人たちも生きてるんだなと思うと同時に、曲中の主人公の感情に完全に乗せて歌ってる照史くんに、初めてドキっとしました(カウコンうちわはかっこいいと思ってたけど←)。
 
その後の挨拶で、「みんな少しでもハッピーになれたぁ?」「1分でも1秒でも多く、テレビで、ラジオで、新聞で、みんなに元気を届けられるように」ってすごく優しいトーンで言ってるのを聞いて、そのトーンは嵐では絶対に聞いたことがなくて、驚いたと同時にキュンってなりました。
その後、アリトロで回っていた照史くんから、何故か目が離せなくなりました。濵ちゃんの頭ポンポンの件意外は、自然と目が追っていたと思います。
 
 
帰ってから、WESTのこともっと知りたい!と思ったのが最後。この記事が分かりやすすぎる。
嵐さんで遠いから行かない!って決めた、宮城まで行くことになるとは思ってなかったなぁ〜!
 
 
ごくせんのワイルドなほう=ヤンキーが自担になるなんて、あの頃の私に言っても絶対信じてもらえない自信があります。人生何が起こるか分かりませんね。
 
だけど毎日本当に楽しくて。ピンチかチャンスか自分の捉え方次第でしょ?って背中を押してくれる、アイドルに出会えた人生は素晴らしい!
 
というわけで、とても長くなりましたが
WESTメンバーが全員20代になるタイミングで、改めて好きだって表させていただきました。
 
 
笑う門には福来る。
 
嵐のみんなにも、
うえすとみんなにも、
ここまで読んでくださった方にも
笑顔と共に幸せが訪れますように。

*1:田口くんのこともありましたしね

*2:ド田舎のため、レンタルCD屋さんまで車で片道25分程かかる

*3:ワクワク学校で、しょさんのお手伝いを照史くんがしたとき。超自分勝手だけど、照史くんに自分が託された感覚がしていたっていうのはここだけのお話。

*4:アホとでもバカとでも言ってくれ

*5:2期で亀に堕ちて、3期も見ようと思ったけど、この人が怖くて見なかったなんて今は言えない

*6:私信:ここまで言ったのは初めてですごめんなさい全力で泥の中をスライディング土下座してますそして本当にありがとう

*7:ジャニメドレーのアシメヘアを見て、ズッキュンしたのはここだけの話

*8:自分が亀梨くんのことが好きっていうのもあったかもしれません

*9:年明けにしやがれを見ながら作った